僕の読んでいるメルマガの発行者さん(女性)がやたらと使う
『ほくそ笑む』とか、『ほくそ笑んでる』と言う言葉…
ほくそって何?意味もわからなければ、方言?って思ったり、
どこの地方の方が使っている言葉なの?と言う、出てくる度の疑問…
気になったことは調べる!!ということで、『ほくそ笑む』と言う言葉の
意味や由来・語源、そして、方言なのか?ということについても調べていきたいと思います。
ほくそ笑むの語源や由来・意味は?
ほくそ笑むの語源や由来は?
ということで、調べて見る前に、想像できることは笑っている…。
これくらいだ。
【ほくそ笑むの語源や由来】
ほくそ笑むの「ほくそ」は、「北叟(ほくそう)」のこと。
北叟とは、古く中国で北方の砦に住むとされた老人
塞翁のことで、北叟が喜ぶときにも憂うときにも少し笑ったという故事から、
「ほくそう笑む」が転じて「ほくそ笑む」となったとされる。
http://gogen-allguide.com/ho/hokusoemu.html
【ほくそ笑むの意味】
ほくそ笑む 狙い通りに、計画通りに事が進んだことを受けて、
人知れず笑みを浮かべる様子などを指す表現。 にやりと笑う様子。
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%BB%E3%81%8F%E3%81%9D%E7%AC%91%E3%82%80
という事で、ネットで調べれば、意味や語源はあっという間に出てくる。
ほくそ笑むの使い方
ほくそ笑むについて、色々調べていたら、何となく、使い方というか
状況が見えてきた。
ほくそ笑むというのは、どちらかと言うと、皆と笑ったり、人に見せる様な
笑顔とは少し違う。
どちらかと言うと、思わずニヤリとしてしまう様な、ほほえみ方のほうが近い。
何か文章を読んでいて、思わず一人で、ニヤリとしてしまうことがある。
その状況が、ほくそ笑むという言葉が当てはまる感じですかね?
古く中国で北方の砦に住むとされた老人。
って…
なぜ、この老人が由来や語源として出てきたのかが謎(笑)
この老人が何か中国では有名な人だったのか??
塞翁(さいおう)と言う人物ということがこの文から解るので…塞翁と言う人物を
調べてみた。
中国の塞翁って誰?有名な人なの?
中国前漢時代の思想書『淮南子(えなんじ)』が出典で、
「塞翁(さいおう)」とは、北方の「砦・塞(とりで)」に住むとされた老人(翁)のことです。
昔、中国の北方の塞に住んでいた塞翁(老人)が飼っていた馬が、
ある日、逃げてしまいました。
人々が慰めに行くと、塞翁は「これは幸いになるだろう」と言いました。
https://atsumaru.jp/useful/proverb/article/63
やはり北方の砦に住む老人(笑)
この馬が逃げたことで、慰めにいった人たちへ「これは幸いになるだろう」といった事が
塞翁が馬と言うことわざになっているんだそうです。
特に有名人とかじゃなくて、ことわざを生んだ人みたいな?イメージですかね。
ほくそ笑むは方言なの?どこかの地方では、よく使われるの?
管理人は、愛知県民(名古屋)なのですが、生まれてきて36年間。
このほくそ笑むと言う言葉は、初めて聞いたのですよね。
方言的にどこかの地域で、よく使われているものなのか?
と思ったけど、方言ではないようですね。
なので、どこかの地域で、特別多く使われているというわけでもなく。
そもそも、このほくそ笑むと言う言葉は、知らないと使わないから、
歴史やことわざに詳しかったり、文系に詳しい人?表現の仕方がわかりにくい…
けど、うん。
知っている人しか使わないってことだね(苦笑)
ということで、素朴な疑問、『ほくそ笑む』と言う言葉の意味や語源でした。